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「机上の空論」にならないよう、実現可能な設計を進める

面接でじっくり話ができたことで不安が解消

今では「リケジョ」と言われますが、そのような言葉がない頃から数式や物理に興味を持っていました。大学ではX線を用いた構造解析を行っていましたが、研究よりも友達にパソコンやソフトの使い方をレクチャーしていた方が思い出に残っています。
就職に際しては業種を問わず、いろいろな会社を訪問しました。就職活動をしているときに東日本大震災が発生、スケジュールが一旦白紙になるなど混乱の中で就職活動を進めていましたが、RINSでは面接でじっくりと話を聞いてもらえて、親身になってくれる会社だと感じ、就職に対する不安も解消されました。
現在、車載カメラの光学レンズ設計が私のメイン業務で、設計し、測定して評価する毎日です。入社当時は初めてのことばかりで、分からないことだらけでしたが、経験を積むことで知識も増え、一つの機種の設計を任されるようになりました。

設計上ではお客様からの要求を全て満たすことができる

お客様からは、解像力、明るさ、大きさなどさまざまな要求があります。設計上ではそれらを全てクリアすることが可能です。しかし、コストや素材などを考えた場合、その設計どおりに製作できないとか、製作可能だったとしても膨大なコストと日数がかかるという結果になったりします。つまり「机上の空論」です。
そうならないように、生産性を考えて実現可能な設計を進めていかなければなりません。設計した製品、部品の加工に関しては担当部署に実際に、製作可能かどうかを聞いたりします。花巻は製造現場が近くなのでとても助かっています。
また、実際に設計して製品を組み上げたもので不具合が起こることもあります。その場合は解析をして原因を解明し、その結果を次の設計に役立てていきます。

バックアップ体制が充実した働きやすい環境

就職活動のときに感じた通り、RINSは優しい人ばかりで、何かあればすぐに相談に乗ってもらえます。私は、性格的に何かに取り組むと夢中になって一人で抱え込んでしまうのですが、そうならないように気を付けて、いろいろな人の意見を聞くようにしています。
車載カメラの光学レンズは車に装着されますので、レンズそのものの性能に加え、温度や走行中に飛んでくる石粒などに対する強度など、使用環境も考慮する必要があります。難しい点も多く、まだまだ自分の未熟さを感じることもありますが、周囲と協力しながら自分自身も成長していきたいと思っています。
私の両親も共働きだったこともあり、自分も結婚や出産をしても仕事を続けていきたいと思っています。RINSは産休、育休後に職場復帰している人がほとんどですので、環境面ではまったく不安はありません。
また、仕事に必要な勉強会やセミナーにも参加させてもらうなど、RINSはさまざまな面でバックアップ体制が整っていますので、本当に働きやすい職場だと感じています。