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一担当者ではなく、事業としての視点を持って行動する

2~3カ月に1度は海外に足を運ぶ

父の仕事の関係で小学校1年から4年までイギリスで暮らしており、その時に日本人としての自分を意識しました。日本製品の素晴らしさも感じましたし、日本のものづくりに興味を持ちました。そんな経験もあって、就職を考えた際には、技術者と一緒に事業を作る仕事がしたいと思い、メーカーを中心に受けていきました。入社の決め手となったのは、新規事業の立ち上げに力を入れていて、幅広い経験ができると感じたことです。
現在は、車載用レンズの海外顧客向け営業を行っています。私の担当は欧州で2~3カ月に1度くらいのペースで、1週間程度現地に足を運びます。普段はメールのやり取りや、夕方から電話会議を行ったりしています。お客様との物理的距離や文化の違いなどで苦労することも多いですが、案件を獲得したときは達成感があります。

ビジネスの最前線にいられることが営業の醍醐味

車載用レンズの市場は現在、爆発的に伸びていますが、それに伴い、コスト面での要求も増えてきています。それに対応するため、性能を下げずに大幅なコストダウンを実現する策を検討し、お客様に提案しました。
車載製品は原則4M(Man:作業者、Machine:設備、Material:材料、Method:作業方法)を変更してはいけないのですが、性能に影響がないことが立証できれば変更が許されます。お客様との交渉や性能立証のためのテスト、変更前後の製品が混在することのない確実な切り替えなど、お客様をはじめ、開発、購買、品質保証、生産管理など社内の様々な部門と連携し、約1年かけて変更を実現、お客様との取引を拡大させることができました。
営業の仕事は成果が数字で見えるのが魅力ですし、ビジネスの最前線にいる自分を実感できます。お客様の視点と社内の視点を持ち、その双方のバランスを考えた提案をするようにしています。そのために、担当としてではなく常に事業としての視点を持ち、事業全体を意識して行動することを心掛けています。

後輩に良い影響を与えられる先輩でありたい

現在担当しているお客様とは長くお付き合いしていますが、新たなお客様も開拓したいという思いもあります。新規のお客様の購入オファーから量産立ち上げまで一貫して経験してみたいですね。営業が好きなので、将来結婚や出産といった人生のイベントを経ても、第一線の営業で活躍したいと思っています。仕事を進めていく中で、そのための道筋を作っていけたらと考えています。また、後輩の育成にも力を入れていきたいと思っています。後輩に仕事を任せる際には、作業指示だけにならないよう、目的や役割を伝え、自分で考えてもらうようにしています。
私は仕事だけでなく趣味等も、興味を持ったものにはチャレンジしていく性格です。何事にも前向きに取り組んで、前のめりの失敗をするような人と一緒に仕事をしたいと思っています。RINSには、教えてもらうという受け身ではなく、自ら学びとっていく姿勢の人が必ず成長できる環境が整っています。