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車載製品プリント基板のはんだ接続信頼性における第一人者を目指す

成長分野である車載製品に関わっていることが喜び

高校時代に化学に興味を持ち、大学では無機材料研究室で燃料電池の研究をしていました。就職活動は地元の鳥取での就職を考えていて、分野は限定せずに県内の企業を回りました。RINSの面接では緊張して思ったように言葉が出なかったのですが、面接官の方が優しくフォローしてくださり緊張が和らいだことが印象に残っています。
入社以来、車載製品プリント基板のはんだ接続信頼性の評価を担当しています。事務機製品と比較して車載製品の使用環境温度は過酷で、耐用年数も長期であることから、製品に組み込まれるプリント基板のはんだ接続信頼性が重要になってきます。そこで、実際に製品プリント基板が使用される環境温度を想定した熱衝撃耐久評価やはんだ接続部の経時変化評価を実施しています。大変なことも多いですが、成長分野である車載製品に関わっていることに喜びを感じながら楽しく仕事を進めています。

先入観を持たずに柔軟な視点で物事を捉える

RINSは、はんだ接続に関する過去からの実績もありますが、車載製品は新規事業でまだ歴史が浅く、社内で知見を持っている人は多くはありません。時には先輩社員のみなさんも経験したことのない課題に直面することもあります。ましてや入社2年目の初心者の私にとっては、まさに初めて経験することばかりで、勉強の毎日です。
ただ、知識がない分フラットな視点で物事を見ることを心掛けています。実際、ある不具合が生じたことがあり、その原因は過去に経験の無い部品のはんだ接続に因るものでした。それを私が見つけたのですが、知識がないからこそ先入観を持たずに接することができたからだと思います。
これから経験を積んで、知識が身に付いていっても、先入観を持たずに柔軟に物事を捉えることは忘れないようにしたいと考えています。

新しいことに積極的にチャレンジしていきたい

プリント基板にはいろいろな部品が搭載されています。部品ごとに最適なはんだ量が違うので、評価を繰り返すことで最適な量を見極めたり、はんだとの相性の良い部品材料を見つけたりしています。そして、必要があれば開発部署と相談して部品を改善していきます。新横浜にある開発部署とは、定期的にテレビ会議を行って情報交換・共有を図っています。
入社以来担当している基板は、2年後に製品化される予定で、それに向けて接続信頼性の評価を進めていますが、できるだけ多くのものを見て、より多くの経験を積んでいきたいと考えています。そして将来は、RINSの車載製品プリント基板のはんだ接続信頼性における第一人者になりたいと思っています。そのために必要な新しい技術や知識も学んでいます。
仕事を離れれば、フットサルで汗を流してリフレッシュしています。高校まではサッカー部で大学からフットサルを始め、今は地元のフットサルチームに所属しています。
仕事もオフタイムもいろいろなことに積極的にチャレンジしていくことで、技術面はもちろん人間的にも成長していきたいと思っています。