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常にお客様の顔を思い描いて仕事を進める

安定的な量産環境を構築することが私の使命

子どもの頃からプラモデルを作るなど、ものを作ることが好きだったので、就職は製造業と考えていました。また、地元の花巻で就職したいと思っていたので、花巻を中心に就職活動を進めました。その中で、RINSは設計、製造、量産までを行っていて、ものづくりの基本となる一貫生産が学べると感じました。
現在私は、プロジェクターに使用されるミラーを量産するための生産準備を担当しています。具体的には加工のプロセスを設計し、量産環境を構築していくことがメインです。また、それ以外にミラーの成膜技術の開発も行っており、日々ものづくりの面白さを感じながら仕事を進めています。

5ゲン主義を徹底し、先の工程をしっかりと意識する

開発段階では試作品はひとつでよいのですが、量産は文字通り同じ品質のものを何千個、何万個作れないと意味がありません。量産開始当初は製品にバラツキが出たり、不具合があったりしますので、その原因を突き詰め改善していきます。
入社当時に先輩から教わったことの一つに5ゲン主義(現場、現物、現実、原理、原則)があります。何か不具合が生じた際に原因は現場にありますし、現物を見ないと本当の原因は分かりません。5ゲン主義を意識しながら、常に先の工程を見据えることが大切です。私は、成膜技術の開発をするときは量産体制を見据えて製造現場を意識し、量産体制の工程設計を行うときは、その製品を使うお客様のことを意識して、仕事を進めるように心掛けています。
無事に量産体制を立ち上げ、お客様に製品を提供できたときは、やりがいを感じますし、それがものづくりに携わる者の喜びだと思います。
まだまだ勉強することも多いですが、現場に関わりながら技術者として成長していきたいと思っています。

品質アップ、コストダウンのために変化し続ける

この仕事は、一度量産体制を立ち上げればそれで終わりではありません。お客様からのコストダウンの要求もありますし、常に品質を向上していかなければ他社に勝つことはできませんので、工程の見直しや新規工法の開発などを日々進めています。品質を上げながらコストを下げるのはなかなか難しいですが、それだけにやりがいがあります。
私は、必要な装置の購入検討も任されていますので、装置の展示会などにも足を運ぶこともあります。今まさに新しい成膜機の購入の話を進めていますが、億単位という高額なので緊張しますし、慎重に検討しています。
そうした仕事での緊張をほぐすために、オフは仕事を離れて目一杯楽しみます。小さいころから野球を続けており、中学、高校、大学と野球部、今は地元の草野球チームに所属しています。チームは市の大会で2年連続優勝する強豪で、休日は野球三昧です。仕事も遊びも思いきり楽しめることが、RINSの魅力の一つだと感じています。